こんにちは! 小倉・佐賀・長崎・大分にて熱帯魚ショップを展開している、アクアペットです!
「フトアゴヒゲトカゲってどうやて飼えばいいの?」
「フトアゴヒゲトカゲの飼育に必要なものを知りたい」
こうお考えではないですか?
今回は、これからフトアゴヒゲトカゲを飼いはじめる方に向けて、フトアゴヒゲトカゲの飼い方と、飼育に必要なアイテム9点をご紹介します♪
ぜひ参考にしてくださいね!
この記事の担当者
監修:アクアペット小倉
ペットや観賞魚の飼育には、個々の環境に合わせたケアが重要です。最寄りのアクアペット店舗でスタッフにご相談いただければ、最適な飼育用品やアドバイスを提供します。また、店頭限定商品やキャンペーンも随時開催中です。ぜひ一度ご来店ください!
フトアゴヒゲトカゲ飼育に必要なアイテム9点
まずはフトアゴヒゲトカゲ飼育に必要なものから見ていきましょう♪
上の画像は各アイテムの設置例ですので、照らし合わせながらチェックしてくださいね。
- 飼育ケース
- 紫外線照明
- 保温器具
- 温湿度計
- 床材
- シェルター
- エサ入れ・水入れ
- エサ
- サプリメント
飼育ケース
フトアゴヒゲトカゲの飼育ケースの大きさは幅90cm×奥45cm程度が好ましいです。
フトアゴヒゲトカゲの大きさは、成長に伴い以下のように変化します。
- ベビー:〜20cm
- ヤングアダルト:20〜40cm
- アダルト:40cm〜
ちなみに成長スピードは早く、ベビーですと1ヶ月で+5cm程度の速さで成長します!
アダルトは50cmくらいになりますよ。
体長に合わせて飼育ケースの大きさを選び、しっかり動ける空間を確保してあげましょう。
紫外線照明
フトアゴヒゲトカゲは日光の下で、ビタミンD3を体内で合成します。
骨格の形成に関わりますので、飼育下でも日光の代わりとなる紫外線証明が健康維持には不可欠です。
爬虫類専用紫外線ランプを使いましょう。
照射の時間は、1日12時間が目安です。
保温器具
フトアゴヒゲトカゲの寒さ対策には、以下の3種類があると安心です。
フトアゴヒゲトカゲの保温アイテム
- 全体保温球
- バスキングランプ(局所保温)
- パネルヒーター
全体保温球に加えてバスキングランプを設置し、フトアゴヒゲトカゲが体を温められる場所を作りましょう。
これを「バスキングスポット(=日向ぼっこする場所)」と言います。
バスキングスポットでじっくりと日向ぼっこする姿は、とても愛らしいですよ。
パネルヒーターは、ケージの1/3〜1/2サイズのものが良いです。
温湿度計
適切な温度・湿度を把握するために必要です。
フトアゴヒゲトカゲ飼育に適切な温度・湿度は以下の通りです。
- 温度:昼間28〜35℃/夜間23~25℃
- 湿度:60〜70%
フトアゴヒゲトカゲは変温動物ですので、温度の高い場所と低い場所を作り、移動して体温調節できるようにする必要があります。
そのためには、前述したバスキングライトなどをうまく活用しましょう。
飼育ケース内全体が熱くなりすぎていないかどうか、注意が必要です。
床材
フトアゴヒゲトカゲ飼育の床材は、水に濡れても乾きやすいものが好ましいです。
砂漠の砂を再現したようなサンドタイプや、排泄物がまとまりやすいソイルタイプがあります。
それぞれ消臭・保温効果もありますよ。
フンはその都度取り除けば衛生的で、匂いも抑えられます。
シェルター
シェルターは、紫外線の過剰照射防止に必要です。
身体を乗せ、保温球で身体を温められるサイズがおススメです。
乗った際に保温球で火傷しない高さのものを選びましょう。
エサ入れ・水入れ
フトアゴヒゲトカゲがひっくり返さないよう、重みのある水入れ・エサ入れがおすすめです。
水入れは、生体や餌のコオロギが溺れるのを防ぐための、ステップが施されたものもあります。
エサ
フトアゴヒゲトカゲは基本的に雑食性ですが、成長に伴い、昆虫食メイン→野菜食メインに変化します。
その変化に応じて、昆虫や専用フード・野菜などを与えましょう。
餌にする昆虫や野菜は、以下を参考にしてください。
- 昆虫:コオロギ、ミールワーム、シルクワームなど
- 野菜:ニンジン、キャベツ、小松菜、チンゲンサイなど
専用フードは、ドライタイプやゲルタイプがあります。
専用フードには、生育に欠かせないビタミン類やカルシウムが添加されたものがあります。
天然のエサで栄養管理が難しい場合は、専用フードを活用しましょう。
サプリメント
フトアゴヒゲトカゲは、飼育下では不足しがちになる栄養素があります。
それがカルシウムやビタミンなどです。
ですからサプリメントで栄養を補う必要があります。
エサあげる際に一緒にあげたり、水に入れて栄養補給できるようにしましょう。
フトアゴヒゲトカゲ飼育の方法
フトアゴヒゲトカゲの飼育に必要なアイテムがわかったあとは、飼育の方法について見ていきましょう!
フトアゴヒゲトカゲに与えるエサの種類や量
フトアゴヒゲトカゲのえさのやり方は、以下を目安にしてください。
- ベビー:昆虫をメインに野菜や人工フードを毎日食べるだけ与える
- ヤングアダルト:徐々に人口フードや野菜の割合を増やして毎日与える
- アダルト:人口フードと野菜をメインに、昆虫は副食程度に。毎日~数日おきに腹八分程度与える
フトアゴヒゲトカゲの温浴
フトアゴヒゲトカゲは、週に1~3回ほど35℃位のお湯に入れて温浴させましょう。
この温浴の目的は、以下の4つです。
フトアゴヒゲトカゲの温浴の目的
- 水分補給
- 体を清潔に保つ
- 便秘予防
- 脱皮の促進
温浴用のトレーや水温計、体を拭くタオルを準備しておくと良いでしょう。
初めのうちは温浴を怖がる場合もあります。
無理強いせず、水深もお腹が少し浸る程度ではじめたほうが良いでしょう。
あなたも今年はフトアゴヒゲトカゲ飼育にチャレンジ!
いかがでしたか?
フトアゴヒゲトカゲ飼育に必要なアイテムと、飼育上のポイントを解説しました。
フトアゴヒゲトカゲは、見た目こそゴツゴツしていてちょっぴりこわい印象を持たれがちですが、実は性格は温和で、人にも慣れやすいのが特徴です。
また、ベビーから飼育するとみるみるうちに成長するため、育てる喜びを感じやすい爬虫類でしょう。
もっとも魅力的なポイントは、ライトで体を温める際の「ドヤ顔」です! これがたまらなく愛らしいんですよ……!
あなたもぜひ、今年はフトアゴヒゲトカゲの飼育にチャレンジしてみてください!
もし不明点があれば、アクアペットスタッフにお声がけくださいね♪
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初心者に向けて、必要なアイテムの設置例を図解しております。
ぜひ参考にしてくださいね。