「コーンスネークの飼育に必要なものって何だろう」
「今年こそコーンスネークを飼いたい!でも何から準備したらいい?」
こうお考えではないですか?
今回はコーンスネーク飼育を検討している方に向けて、熱帯魚をはじめヘビやトカゲなどを販売している「アクアペット」が、コーンスネークの飼い方と飼育に必要なアイテム8点をご紹介します♪
コーンスネークの飼い方とはしているものの、一般的なヘビの飼い方として参考にしていただいて問題ないかと思います。
ぜひ参考にしてくださいね!
この記事の担当者
監修:アクアペット小倉
ペットや観賞魚の飼育には、個々の環境に合わせたケアが重要です。最寄りのアクアペット店舗でスタッフにご相談いただければ、最適な飼育用品やアドバイスを提供します。また、店頭限定商品やキャンペーンも随時開催中です。ぜひ一度ご来店ください!
コーンスネーク飼育に必要なアイテム8点
まずはコーンスネーク(ヘビ)飼育に必要なものから見ていきましょう♪
上の画像は各アイテムの設置例ですので、照らし合わせながらチェックしてくださいね。
- 飼育ケージ
- 床材
- シェルター
- 保温器具
- 温度計
- 水入れ
- ピンセット
- エサ
飼育ケージ
ケージの大きさはヘビがトグロを巻いた面積の3~5倍程度の床面積を目安に選びましょう。
コーンスネークの成体(アダルト)は一般的に900g程度で、全長120〜150cm程度まで成長するとされています。
ベビーサイズから飼いはじめる場合は簡易的なケースでも問題ありませんが、成長に合わせて飼育ケージのサイズも大きくしてあげましょう。
脱走を防ぐためにも蓋付きで、通気性の良いものがおすすめです。
爬虫類専用のものですときっちり蓋ができるものが一般的ですが、それ以外のものを使う場合は蓋を固定することを忘れずに。
床材
爬虫類専用の床材もありますが、以下のようなものでも代用できます。
コーンスネーク床材の一例(代替品)
- 新聞紙
- キッチンペーパー
- ペットシーツ
ただし「部分的な掃除がしやすいもの・かつ乾燥しやすい素材」がおすすめです。
コーンスネークの鼻孔に入らないようなものであることもポイントでしょう。
シェルター
コーンスネーク飼育ではシェルターを準備してあげましょう。
ヘビは狭い場所に身体を押し込むこと落ち着く習性があるからです。
特に飼育しはじめて食欲が落ちている場合は、シェルターを設置すると食欲が安定することもあります。
水苔を詰めたタッパーでも
シェルターの代替として水苔を詰めて穴を開けたタッパーを使用することもできます。
水苔によって湿度が高まるため、脱皮不全予防にもなるでしょう。
保温器具
ケージの下に敷くパネルヒーターがおすすめです。
ケージの半分から3分の1程度敷けるサイズが好ましいです。
温度計
コーンスネーク飼育の適温は28℃程度を目安にしましょう。
適切な温度を把握するためにも温度計の設置は大切です。
水入れ
コーンスネークがトグロを巻いた状態で全身が浸れるくらいの大きさがベストです。
ひっくり返さない重さや形状のものを選びましょう。
ピンセット
コーンスネークに餌をあげるときに使います。
誤って生体が怪我をしないよう先端が尖ってないものを選びましょう。
爬虫類用の竹製のピンセットがおすすめです。
エサ
コーンスネークの餌は冷凍マウスが主流です。
個体の大きさに合ったサイズを選びましょう。
ヘビの頭より一回り大きいものがサイズの目安です。
他の爬虫類(カメやフトアゴヒゲトカゲ)はビタミン合成のために紫外線照射が必要ですが、コーンスネーク(ヘビ)の場合はマウスを食べることで必要なビタミンが摂取できます。ただ、バスキングスポットを作るために中程度の紫外線を含むライトは準備するとよいでしょう。
コーンスネークの飼育方法
コーンスネークの飼育に必要なアイテムがわかったあとは、飼育の方法について見ていきましょう。
コーンスネークのエサのやり方
コーンスネークには、湯銭で解凍したマウスを1度に1匹を目安に与えましょう。
温め過ぎや未解凍は消化不良や食欲不振の原因になるので注意してください。
餌を与える頻度は以下を目安にしてください。
コーンスネーク(ヘビ)に餌を与える頻度
- ベビー(幼体):3・4日に1回
- 亜成体:7〜10日に1回
- アダルト(成体):7~14日に1回
コーンスネークのケージの掃除の方法
コーンスネークは水の中で排泄することもあります。
その都度水を交換し清潔に保つようにしましょう。
フンはその都度取り除けばニオイも気になりません。
コーンスネークの生態・種類・特徴
コーンスネークは世界中でペットとして高い人気を誇る蛇。
ちなみにコーンスネークの「コーン」の由来は大きく2つ考えられており、
- 餌となるネズミを探しにトウモロコシ畑によく出没するから
- お腹の模様がコーンの粒に似ているから
だそうです!
コーンスネークはアメリカ南東部に分布する蛇で、全長は80〜120cm程度。
最大180cmに成長する個体も存在します。
寿命は10〜15年といわれており、比較的長く一緒に過ごせるペットとしても人気です。
さらにコーンスネークの人気の理由には品種の豊富さもあります!
ここからコーンスネークの代表的な品種を9つ紹介しますので、お気に入りの品種を見つけてみてくださいね♪
ノーマル
もっともスタンダードな品種で「ノーマルレッド」「レッドコーン」とも呼ばれます。
黒の縁取りにレッドオレンジが映える品種。
野生下の生体は住んでいる地域によって体色や柄が異なるといわれています。
アルビノ
「アルビノレッド」や、「アメラニスティック(黒色色素欠乏の個体のこと)」を略して「アメラニ」と呼ばれることもあります。
ノーマルから黒色色素が失われているため、黒の縁取り模様がなくなっています。
全体的に明るいカラーで目の色も赤いのが特徴です。
アネリ
「アネリスティック(赤色色素欠乏の個体のこと)」の略で、「ブラック」と呼ばれることもあります。
赤色色素が失われているため全体的にグレーっぽい特徴を持ちます。
「アネリ(アネリA)」「チャコール(アネリB)」「シンダー(アネリC)」という3つの遺伝的系統があります。
スノー
コーンスネークの中でも高い人気を誇る品種です。
「アネリ(アネリA)」をアルビノ化したもので、全体的に白く模様がうっすらと残っているのが特徴。
成長とともにイエロー・ピンク・グリーンなどのカラーが出ることもあります。
ブリザード
「チャコール(アネリB)」をアルビノ化したものです。
スノーよりも白が強く柄も薄くなり、成長とともにさらに白色が強くなる特徴を持ちます。
バター
黄色色素が強い品種「キャラメル」をアルビノ化したもの。
黒色色素を抑え黄色がより鮮やかになり、バターのような色合いになっています。
こちらもコーンスネークの中で人気の品種です。
クリームシクル
コーンスネーク(アルビノ)と、コーンスネークの近縁種であるエモリーラットスネークとの交雑種。
鮮やかなオレンジが美しい品種です。
ブラッドレッド
体側・腹部の模様がない品種です。
成長するにつれて全身が赤く統一される特徴を持ちます。
モトレー
背中の模様が結合され大きくなり、体側の模様はストライプ状になった品種です。
腹部の模様はありません。
ストライプ
背中の模様が結合され、2本のストライプ状になった品種です。
ストライプが薄れ柄がないように見える個体もいます。
あなたも今年はコーンスネーク飼育にチャレンジ!
いかがでしたか?
コーンスネーク飼育に必要なアイテムと、飼育上のポイントを解説しました。
コーンスネークは大人しい性格でペットとして高い人気を誇ります。
トグロを巻いてシェルターにおさまる姿は愛らしいですよ♪
あなたもこの機会にコーンスネーク飼育にチャレンジしてみてくださいね。
参考資料
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アクアペットでは、これから淡水魚や海水魚、爬虫類などのペットを飼い始める人に向けた記事を更新中です。
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